学校生活ブログ

「PTA教育活動支援品贈呈式」&「研修報告会」

2024.10.30学校生活ブログ

令和6年10月29日(火)、「PTA教育活動支援品贈呈式」と「夏期研修報告会」が行われました。

PTA教育活動支援品贈呈式

PTA会長挨拶

目録贈呈

PTAからの教育活動支援品として、体育館ステージに大型スクリーン(300インチ)を贈呈していただきました。誠にありがとうございます。
本校の教育活動に活かしてまいります。御礼申し上げます。

校長謝辞

生徒代表謝辞

贈呈いただいたスクリーンに関して、
「今後の生徒会活動や学校生活などで、大切に使わせていただきます。」
と力強く謝辞を述べていただきました。

夏期研修報告会

趣旨説明

報告会

①「ふくおか高校生 知の創造塾」


3F 加治佐 朋大(菅生中学出身)

2F 能見 蒼生(霧丘中学出身)


<報告内容>

「ポストコロナの働き方」について議論し、発表しました。日本型雇用の特徴(終身雇用や年功序列)について触れ、これらが若者に合わないと考え、ベーシックインカムや新しい働き方について議論しました。

ベーシックインカムの財源として増税が必要と考えていましたが、国債で賄える可能性があることを学びました。メリットには少子化対策や貧困率の低下があり、デメリットには労働意欲の低下がありました。しかし、ベーシックインカムが労働意欲を高める可能性もあると気づきました。

さらに、ベーシックインカムとワークシェアリングの組み合わせについても議論し、柔軟な働き方が生活の質を向上させると考えました。今後、日本の労働経済では多様性が重要であり、適切な働き方が人生設計を助けると感じています。

②「グローバル人材育成キャンプ」


3A 宮下 真帆(菅生中学出身)

3B 舟越 真央(曽根中学出身)

3C 森延 ほのか(志徳中学出身)

1B 藤原 由陽(沼中学出身)


<報告内容>

今回のグローバル人材育成キャンプは、立命館アジア太平洋大学(APU)の留学生と交流し、多様な経験を得ることを目的としておこなわれました。留学生だけでなく高校生も参加し、英語を共通語として多くの人々と交流を深めました。

キャンプでは、「恥ずかしがらずに話す」、「英語を使う」、「失敗を恐れない」、「仲間を助け合う」という4つのルールがありました。主な活動は考えること、交流すること、発表することでした。

楽しかったことは3つあり、バーベキューで他の参加者と会話したこと、スカベンジャーハントで協力して英語を探したこと、タレントショーでダンスや歌を発表したことです。このキャンプは多くの学びと楽しさがあり、とても有意義な体験でした。

③「北九州インターンシップ」


戸畑区役所 2F 寺田 遼南(霧丘中学出身)

消防局 2B 時任 天宝(今元中学出身)、2F 末松 晋弥(田原中学出身)、2F 竹田 裕貴(志徳中学出身)、2F 長野 湧斗(企救中学出身)


<報告内容>

インターンシップの目的は、高校生に市の仕事を体験させ、職業意識を高めることです。
参加者は戸畑消防署と戸畑区役所に分かれて活動しました。

消防署では、消防用具の説明や放水体験を通じて、救急隊や消防の重要性を学びました。
研修中に、実際に大きな火災が発生し、緊迫した状況を目の当たりにすることもありました。

戸畑区役所では、市民の要望に応える仕事や少子化、空き家問題について学びました。
インターンシップは毎年開催されています。1・2年生のみなさんも是非参加してみてください。
将来について考える良い機会になるでしょう。

④「イングリッシュ・サマー・キャンプ IN 栃木」


3E 大山 陽菜(霧丘中学出身)

2F 前田 佑太(小倉日新館中学出身)

2F 養父 勇彦(企救中学出身)

1F 村松 蒼真(広徳中学出身)


<報告内容>

7月21日から27日の6日間、栃木県の「栃木JIMINIE倶楽部 自然の家みかも」で行われました。
認知科学者である苫米地英人博士の主催するこの研修の目的は、文化交流や国籍を超えた友達づくり、コミュニケーション能力の向上です。

参加者は、日本の高校生9名と外国人学生7名、インストラクター5名です。生活の中で英語を使い、初めは難しさを感じながらも、さまざまなアクティビティ(魚釣り、キャンプファイヤー、日光東照宮訪問など)を通じて交流を深めました。

特にプレゼンテーションに力を入れ、地域活性化についての発表を行いました。緊張感の中で自分の考えを伝える経験を得ました。ビクトリーパーティーでは、楽しい思い出を振り返りながら感謝の気持ちを伝えました。
この研修を通じて、国際交流の重要性を感じ、大変充実した研修となりました。

⑤「次世代コーチング・リーダーシップ研修(PX2)」


3F 井田 宗利(菅生中学出身)


<報告内容>

今年度の「リーダー育成研修」は、生徒会の生徒を対象に全15回行われ、新たなグローバル社会に貢献できる次世代リーダーを育成することを目的としたものです。講義はオンライン授業と、ビデオ講義を基にしたグループワークで構成されました。

第1〜3回目では、視野の限界や多様な人との協力の必要性を学びました。
第4〜6回目は、他人の言葉が信念を形成する影響について考察し、周囲の個性を尊重する重要性を理解しました。

第7〜9回目では、自分が快適だと感じる環境でのパフォーマンス向上について学び、実際の環境での体験が大切だと認識しました。

第10〜11回目では、日常的に使う言葉が人生に与える影響を学び、ポジティブな自己イメージの重要性を再確認しました。

第12〜13回目は、現状を打破するためのゴール設定の重要性を理解し、創造的な解決策を見つける力を学びました。

第14〜15回目では、コーチングが世界平和に貢献する方法について考え、個人の成長が社会全体の平和に繋がることを学びました。

これらの講義を通じて、自己成長と社会貢献の重要性を再認識し、今後も学びを活かして積極的に社会に貢献していきたいと考えています。

⑥「歴史研究部(全国高等学校歴史学フォーラム2024への出場などの報告)」


2F 末松 晋弥(田原中学出身)

2A 森田 泰亘(田原中学出身)

2Ⅾ 植松 歩夢(田原中学出身)


<報告内容>

九州国立博物館での発表について報告します。全国各地から参加した学校と意見を交流し、多くの新しい考え方を得ることができました。発表後は、普段入れない会場を案内する機会もありました。今回の発表を通じて、制作した資料を市内の図書館などに寄贈する予定です。

また、10月23日には市民講座(門司郷土史会)で講師を務め、多くの人に新しい知識を共有できました。さらに、九州の歴史研究会で報告書を論文として発表し、冬には「いのちの旅博物館」で専門家と共に現地調査を行う予定です。


終わりに

報告会の後、広報部長の林田先生より、総括をいただきました。

広報部長の林田先生より


素晴らしい発表が行われ、発表者のみなさんに心から拍手を送りたいと思います。
今日は合計7つの研修報告がありました。報告した皆さんは夏休みにそれぞれの場所で研修を受けてきました。「研修」とは、“研究”と“修養”のことを指し、物事を追究してそれを自分自身を高めるものとして努力することです。これは、参加したものにしか分からないものです。

1,2年生の皆さんには、来年の夏休みにも同様の研修があるので、ぜひ参加してほしいと思います。
実際に体験した者だけが本当に理解できることです。ぜひ、自ら手を挙げて参加しましょう。


報告したみなさん、本当にありがとうございました !

これからのみなさんのご活躍を期待しています !!